平成23年4月から、済生会中津病院、京都大学内分泌代謝内科(旧第2内科)のバックアップを得て腎臓内科が発足しました。
腎臓内科は、軽微尿異常から末期腎不全まで、原発性腎炎から糖尿病、膠原病など二次性腎症と全ての腎疾患を扱い、高血圧、浮腫、水電解質代謝異常(業績:1)などあらゆる病態に対応します。
腎生検による腎疾患の原因精査も行い、病態に応じた治療を行っております。血液浄化センターも併設し、当科にて管理しておりますので、初期の腎疾患から、末期腎不全、透析合併症まで対応可能となっております。
今後、地域の中核病院としての役割を全うし、皆様のご評価を得るべく力を注いでいきたいと思います。
日本内科学会総合内科専門医
日本腎臓学会腎臓専門医・指導医
日本透析医学会透析専門医・指導医
身体障害者指定医(腎機能障害)
日本医師会認定産業医
医学博士
日本内科学会認定内科医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本透析医学会透析専門医
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本腎臓学会評議員・専門医・指導医
日本透析医学会透析専門医・指導医
日本循環器学会循環器専門医
日本アフェレシス学会評議員
日本医師会認定産業医
医学博士
北川クリニック院長
日本泌尿器科学会泌尿器科専門医・指導医
日本透析医学会透析専門医・指導医
医学博士
原著 日本透析医学会雑誌53(9),471-476,2020
「透析患者のイオン化カルシウム管理目標範囲の検討~イオン化カルシウム値は、外注血清検査と院内全血検査(ガス分析)で異なる~」
症例報告 日本透析医学会雑誌54(2),101-107,201
「透析導入時の高血圧、心タンポナーデ透析および甲状腺ホルモン補充により改善した甲状腺機能低下合併腎不全の1例」
第117回日本内科学会講演会
医学生・研修医の日本内科学会ことはじめ 2020東京 (オンラインで参加)
「ネフローゼ症候群・DICを来したALアミロイドーシスの一例」
「ANCA関連腎炎フォロー中に発熱・難聴・浮腫で発症したCogan症候群の1例」
短報 日本透析医学会雑誌 52(5) , 281-284, 2019
「血液透析(HD)患者のガス分析電解質(Na, K, Cl)と血清電解質の比較ー何故ガス分析は血清検査に比べNa, K は低く, Cl は高くなるのかー」
Why are there differences in electrolyte measurements between biochemical tests and gas analysis?
第116回日本内科学会講演会
医学生研修医の日本内科学会ことはじめ
「血液透析導入時に血中カテコラミン高値・右副腎腫瘤・右腎萎縮・甲状腺機能低下を認めた症例の高血圧の鑑別診断」
「CMV感染モニタリング・先制治療は腎炎の際に必要か?」
済生会茨木病院 糖尿病教室 2019/9/14
「糖尿病腎症の管理について~糖尿病による腎機能障害の進展を防ぐために~」
茨木市CKD研修会 2019/11/14
「CKD診療の実際と専門医紹介へのタイミング」
第115回日本内科学会講演会
ポスター
「イオン化カルシウム(iCa)値からのアルブミン(Alb)補正Ca式の検討」
「女性患者でのiCaとAlb補正のCaの検討」
医学生研修医の日本内科学会ことはじめ
「発症初期に低リン(P)血症,低カルシウム(Ca)血症,1.25(OH)2ビタミンD(1.25D)高値を認めたレジオネラ肺炎(レ症)の1例」
「C4腎症と思われた成人発症Ⅱ型シトルリン血症の一例」
第63回日本透析医学会学術集会・総会
口演
「ヘパリンとメシル酸ナファモスタットの2剤でアナフィラキシーショックを来した透析導入患者の2例」
「K/DOQI-1式を用いた血液透析(HD)患者のアルブミン(Alb)補正Ca(abCa)の有用性」
「慢性便秘症治療薬ルビプロストン(アミティーザ)は透析患者の高リン血症を改善する」
ポスター
「高度の代謝性アルカローシスに対して血液透析を施行した幽門狭窄症の1例」
第48回日本腎臓学会西部学術大会
口演
「血液透析患者に対するガス分析CO-oximetryの評価」
第28回臨床内分泌代謝Updata2018
「肝動脈化学塞栓療法時右副腎腫瘤・右腎委縮を認めた高血圧の1例」
短報 日本透析医学会雑誌2018;51 巻, 1 号
血液透析患者における適切な補正カルシウム計算式の検討
慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease:CKD)とは、「尿蛋白陽性などの腎疾患の存在を示す所見」もしくは「糸球体ろ過量(GFR)が60ml/分未満」が3ヶ月以上続く状態と定義され、CVD(心臓血管病)の大きなリスクファクターとなります。
全世界的に、CKDを早期発見しCKD対策を進める取り組みがなされ、検査法を統一し、より簡単な検査法(尿蛋白は24時間蓄尿ではなく随時尿の尿蛋白/クレアチニン(Cr)比、腎機能は蓄尿Crクリアランスではなく、Cr値からの推定GFR値)の採用が勧められています。
腎機能評価には、CrよりもシスタチンCが優れているとされています。
我々は、シスタチンCからの推定GFR値換算式を求め、平成19年内科学会講演会で発表し、結果は腎臓学会誌(2008年 50巻8号 50(8):1011-6.)に掲載されています。
Cr・シスタチンCからの推定GFR値の求め方をエクセル化しました。
男女別の表で、それぞれの欄に数値を入れれば、自動的に結果が表示されます。
Cr・シスタチンCからの推定GFR値に大きな乖離がある場合は、ステロイド内服されているか甲状腺機能に問題があることが考えられます。
上書き保存すればデーターが蓄積されますのでご利用ください。