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診療科・部門

助産師・看護師による「いのちの授業」

当院では助産師・看護師が地域の学校に赴いて、「いのちの授業」を行っております。

授業のご希望がございましたら、まずは気軽にご連絡ください。

授業内容について
~学校の特徴、先生方の想いを大切にして授業を行います~

授業内容はご相談に応じます。

普段から児童・生徒の傍におられる先生方の「想い」や「伝えたいこと」を大切に、授業の基本にしています。その上で、いのちに関わる私たちから伝えられること・伝えたいことを相談しながら授業を構成していきます。

現在、新型コロナ流行中のため、ZOOMを用いてリモート授業を行っております。

 

関連リンク:産婦人科ブログ当院助産師が中学校で、オンライン『いのちの授業』を行いました。
関連リンク:産婦人科ブログ当院助産師が小学校で、オンライン『いのちの授業』を行いました。
関連リンク:済生会HP“生まれてくれてありがとう”を伝えたい助産師の「いのちの授業」のつくりかた

今までの授業風景より

「いのちの授業」では、助産師・看護師が出産の現場での経験をもとに、人がどのように生まれてくるのか、ひとりひとりの命が愛されて生まれてきた大切な存在であることを伝えます。

また、妊婦体験や子宮体験などの体験学習を通じて、お母さんに大切にされていたことを感じ、生まれてきた自分たちの「いのちの大切さ」を考えてもらうことができます。

<助産師による授業>
授業の始めに助産師が資料を使って講義を行います。
●小学生向け :
いのちの始まり / 妊娠中のお母さんのからだの変化 / お産について / 赤ちゃんについて   など
●中学生向け :
赤ちゃんが生まれてくるメカニズム / 人間の体の仕組み/人を愛すること/ 思春期の心と体の変化 など
   

<助産師による授業>
月齢別の赤ちゃんの大きさを紹介しています。

   

<妊婦体験> 
10kgの妊婦ベストを付け、立ちあがる、起き上がる、靴下をはくなど、様々な動作を体験します。
自分たちが普段行っているなにげない動作でも、妊婦さんにとってはどれだけ大変か実感することができます。

   

<子宮体験>
お母さんのおなかの中にいる赤ちゃんになったつもりで、子宮をイメージした袋に入ってもらいます。
「胎盤を枕にして寝た」など、胎内の赤ちゃんの気持ちを疑似体験します。

   
<子宮体験2>
袋の中の生徒からの「優しい声掛けや撫でてもらうと嬉しい」との声で、袋の外の生徒が撫でたり、声をかけたりしています。
   
<抱っこ体験>
3000gほどの赤ちゃんの人形をだっこしてもらい、いのちの重みを感じてもらいます。
「落としそうで怖い」と言いながらも優しく抱っこしています。
   

<着替え、おむつ交換体験>
育児を体験してもらい、自分たちも大切に育ててもらったことを考える機会にしています。

上記の写真の他に、お産劇や、聴診器で自分やお友達の心音を聴き、自分のいのち、友達のいのちを感じてもらうなどの体験もしています。

「いのちの授業」のご依頼について

「いのちの授業」のご依頼は、看護部にお電話ください。
℡.072-622-8651(代) 受付:平日9:00~17:00 土曜9:00~12:30