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近年、高齢化社会に伴い、整形外科に受診される患者数が増加し、脊椎疾患、特に腰痛や坐骨神経痛を持つ患者様が多く来院されるようになりました。
脊椎疾患の外科的治療は多様化し、従来の神経除圧術、脊椎固定術に加え、腰部椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症に対する内視鏡下手術や骨粗鬆症性椎体圧迫骨折に対する経皮的椎体形成術(セメント注入)などの最小侵襲手術(MIS : Minimally Invasive Surgery)が徐々に行われるようになり、患者様の負担を減らし、早期の社会復帰が可能になりましたが、現在のところまだこのような MIS は限られた施設でしか行われていません。
当科では、従来の脊椎手術だけでなく MIS
を積極的に行っており、今回は当科で行っております脊椎手術の適応と後療法をご紹介させて頂きます。
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↓術後創は2センチ以内 |
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1.
腰部椎間板ヘルニア 内視鏡下手術(術前・術後の比較) |
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(MRI)
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(MRI)
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2.腰部脊柱管狭窄症 内視鏡下手術(術前・術後の比較) |
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(MRI)
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(MRI)
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術前(左画像)に対し、術後(右画像)はL4/5間で脊柱管狭窄が改善しています。
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骨癒合していない骨折
@前屈、後屈側面のレントゲンにて椎体に異常可動性があるもの
AレントゲンやCTで椎体内に空洞が認められるもの(図A)

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皮切が小さく(約5o)、セメントを経皮的に注入することにより、除痛を図ることができる低侵襲な治療法です。

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@手術翌日から離床を開始します。
A術後1週間前後で退院できます。
B術後約3ヵ月はコルセットを装着して頂いています。

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1.腰椎固定術

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前屈、後屈にて不安定性のある腰部脊柱管狭窄症・腰椎変性すべり症・変性側弯症・腰椎分離(すべり)症など

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@術後2日目から立位歩行訓練を開始します。
A術後2〜3週間で退院できます。
B術後約6ヵ月はコルセットを装着して頂いています。

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腰椎変性すべり症 腰椎固定術(術前・術後の比較) |
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(最近では固定術でも小さな傷で手術ができる場合があるので、担当医にご相談ください) |
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2.頚椎手術

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1)前方固定術

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頚部椎間板ヘルニアのように前方から脊髄を圧迫している病変

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@術後2日目から立位歩行訓練を開始します。
A術後約2週間で退院できます。
B術後3ヵ月は頚椎カラーを装着して頂いています。

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頚部椎間板ヘルニア 前方固定術(術前・術後の比較) |
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2)椎弓形成術

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脊髄前後方からの多椎間病変(頚椎骨軟骨症、頚椎後縦靭帯骨化症など)

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@術後2日目から立位歩行訓練を開始します。
A術後2〜3週間で退院できます。
B術後1ヵ月は頚椎カラーを装着して頂いています。

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頚椎後縦靭帯骨化症 椎弓形成術(術前・術後の比較) |
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3.頚椎後方固定術

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1)環軸椎固定術

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頚椎前屈位症での不安定性、関節リウマチなどによる環軸椎亜脱臼、歯突起骨など

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@術後2日目から立位歩行訓練を開始します。
A術後2〜3週間で退院できます。
B術後3ヵ月は頚椎カラー(固定性不良の時はHalo vest)装着して頂いています。

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環軸椎固定術(術前・術後の比較) |
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2)後頭骨頚椎間固定術

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整復不能の環軸椎亜脱臼、頭蓋底陥入症

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@術後2日目から立位歩行訓練を開始します。
A術後2〜3週間で退院できます。
B術後3ヵ月は頚椎カラー(固定性不良の時はHalo vest)装着して頂いています。

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関節リウマチによる頭蓋底陥入症 後頭骨頚椎間固定術(術前・術後の比較) |
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富田 誠司(とみた せいじ)
整形外科
部長
日本整形外科学会専門医 日本脊椎脊髄病学会指定脊椎脊髄外科指導医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
専門:脊椎脊髄外科・外傷
※金曜午前に「脊椎脊髄専門外来」を実施しています
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